エンジンオイルを抜いて、異物が出てこないか点検します。
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ドレンプラグのOリングは、太いものが使われており潰れています。
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オイルを捨てて底に残ったものをチェックします。
粒状の物は金属ではなくガスケット片のもよう。
大きな問題は無いようです。
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スプロケットカバー周辺の多量のオイル漏れ、出所を探ります。
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チェーンとフロントスプロケットは比較的新しいものです。
アウトプットシャフト周辺は濡れていません。
スターターの下はオイルがベットリです。
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ジェネレーターのハーネスは硬化してパキパキの状態。
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カムチェーンテンショナーからのオイル漏れが一番高い位置です。
ここが出どころのようです。
カム周りを点検してから外してみます。
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エアクリーナーBOXを外します。
ダクトは柔らかいので交換されているようです。
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イグニッションコイル周りも比較的新しいものです。
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ヘッドカバーを外して内部を点検します。
バルブタイミングやバルブクリアランスは正常です。
各部の当たりも正常。
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トップのカムチェーンアイドラーも比較的新しいものです。
カムチェーントンネルを覗いて中の方のアイドラーも確認したところ、
同様に新しいものでした。
シリンダーベースのガスケットにも、一部、液体ガスケットのはみ出しがあるので、
腰上は分解整備されているようです。
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カムホルダーの締め付けトルクを確認します。
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マークしたところ1本は、トルクがかからずネジが上がってきてしまいました。
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オイルの出どころであろう、テンショナーを外します。
テンショナー側には黒くて古いガスケットがそっくり残っていますが、
エンジン側にはオレンジのガスケット片が一部残っています。
テンショナーはZ1000までのマニュアルテンショナーなので、
他のエンジンから外したまま暫定的につけられていたようです。