白煙とオイル漏れの修理だけかと思いきや、
エンジン分解点検の結果はカム、ピストン、クランクまで、
エンジン全体に渡ってダメージが及んでいることが発覚。
暫定策としてエンジン交換で対応することに。
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使用するエンジンはZ1000-P16ポリスのエンジンです。
実動車から下して3年半保管していたもの。
走行距離は約8万キロです。
下す前は快調に走っていたものでした。
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現在のエンジンは一旦下して、後の修理に備えます。
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腰下だけだと軽々下せます。
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続いて乗せる方のエンジンです。
ジャッキに乗せて少し持ち上げます。作業は全て一人でできます。
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フレームほどの高さの台を用意して、その上にゴロンと乗せます。
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エンジンは頭からフレームの中に横倒しにして突っ込みます。
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中空に浮かせながら向きを修正しエンジンを起こします。
このまま下げて搭載完了。
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年式が新しいので、スプロケはナット止めです。
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規定トルクでしっかり締め付けます。
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キャブホルダーは新品交換しておきます。
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3年半かけていないので、
プラグホールからオイルを少々垂らしてからクランキングします。
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オイルを抜いてフィルターも交換します。
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とりあえずエンジン始動までできました。
後はキャブセッティングの確認です。
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エンジン始動動画はこちら。
1発始動でアイドリングも安定していますよ。
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