ここは、2012年~2017年までの過去ブログ専用のホームページです。『最新のブログ』はこちら

Z1000Mk2 ミッションドグの摩耗

シリンダーまで不具合があったので、念のためエンジン全分解して点検となりました。
イメージ 1
 
例によって、オレンジのボンドは半分以上砕けて無くなっていました。行き先はオイルパンです。
イメージ 4
 
それ以外の異物は特に無く、スラッジの少ない綺麗なエンジンです。
イメージ 2
 
30年以上経って初めて開けられたクランクケースです。
イメージ 3
 
クランクの曲がりは新品以上ありましたが限度値以内でした。
ベアリングやコンロッドにも特に異常はありません。
イメージ 5
 
6000rpm以上で滑っていたクラッチを点検します。
イメージ 15
 
ほとんどのクラッチプレートには、滑りの発熱によるテンパーカラーが付いていました。
プレートは全交換決定ということで詳細点検は後ほど。
イメージ 16
 
ギヤ抜けしていたというミッションを分解点検します。
シャフトやギヤには特に異常は見られませんでした。
イメージ 6
 
ギヤ抜けはドグの摩耗が原因のようです。
イメージ 7
 
 
先ず、1速のドグです。摩耗は極わずかです。継続使用可。
イメージ 8
 
2速のドグです。
イメージ 17
 
やや摩耗がありますが、継続使用可レベル。
イメージ 11
 
3速のドグです。右の3つのドグが特に摩耗しています。
できれば交換しておきたいところです。
イメージ 9
 
イメージ 10
 
 
4速のドグです。良くギヤ抜けしていたというギヤです。
かなり摩耗が進んでいます。要交換。
イメージ 12
 
イメージ 13
 
5速のドグです。ほとんど摩耗は見られません。
イメージ 14
 
という訳で、この4つのギヤは交換対象です。
中古のミッションASSYを手配しましょう。
イメージ 18
 
 

コメント

タイトルとURLをコピーしました