今回用意したダイマグに装着するタイヤは、中古のコンチです。
初めて使うそうで、先ずはお試し用にとのこと。
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サーキットを数回走ったタイヤですが、山はしっかり残っていますね。
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フロントはほぼボルトオンなのですが、リヤはいろいろ検討しないと成立しません。
狭いスイングアーム幅の中で、最大限チェーンラインをオフセットさせるには、
ミリ単位で設計しないといけないので、
採寸した寸法を元に、CADで計画図を作ります。
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シムやワッシャーなどで計画図通りの寸法にして仮組します。
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チェーンラインは、限界の5ミリオフセットがギリギリ成立しました。
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スイングアームと回転部分の最小クリアランスは約1.5ミリ。
もちろん、ホイールは車体の中心に配置。
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ダイマグは、ハブの分割面にスペーサーを入れるので、
中のディスタンスカラーも延長します。
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計画図通りに現物で確認が取れたので、個々の部品を図面化して加工を依頼します。