ステップやトルクロッドなど、マフラー周りの加工が終わり、
マフラーをレイアウトし直すための準備が整いました。
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先ず、立ち上がりを前に移動するため、
集合直後のストレート部分を切り詰めます。
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お互いの合口もやや斜めに加工し、更に角度を増し仮付けします。
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折れ角の少ないサイレンサーで合わせてみます。
フレームやステップとのクリアランスは最小狙いです。
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サイレンサーの折れ角を変更します。左が吊るしの状態。
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溶接部分を浅くVの字に切り込みます。
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合口を擦り合わせして仮付けします。
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車体に仮付けして角度を確認したら本付けします。
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サイレンサーのステーは極力目立たない所というオーダーなので、
ノーマルステップの取り付け穴を利用して、三角プレートを裏側に仕込みます。
左上の切り欠きは、スイングアームピボットの逃げです。
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取り付けは表側からM8ボルトで。外周を少し削り埋め込みます。
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スプリングフックを新たな位置に取り付けます。
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一旦仮組して確認します。
排気ガスでリヤスプリングが汚れそうなので、少し延長することに。
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曲がりパイプの後端を延長します。
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ステーの位置は変わるので一旦削除します。
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車体に仮付けし、ステーの形状を決めます。
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新たに切り出したステーを仮付けします。
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ステーを本付けします。
ステーの位置はかなり前寄りですが、
強力バンド止めタイプなので前側のパイプと一体化しぐらつきは出ません。
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最後に取り付けて確認します。
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サイレンサーステーの目立ち難さと整備性は両立できました。
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スイングアームとのクリアランスも最小限です。
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マフラーの加工が終わったので、これからセラコートに出します。