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Z1000Mk2 F.Y様 チェック走行

チェック走行で奥多摩まで来ました。
ハンドリングは概ねOK。
キャブセッティングが合っていない領域が多いので、
アクセルの付きも悪く全開走行も不能。
中速でノッキングが多いので、点火時期もリセッティングが必要です。
セッティング変更は今回の依頼内容ではないので、
状態だけフィードバックできるようにしておきます。
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市街地、高速、ワインディングと、徐々に負荷をかけて走りましたが、
最後の峠でリヤのトラクションの悪さを感じ、点検します。
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エア漏れが再発したようで、タイヤが少しつぶれています。
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近くのスタンドでエアを補充します。
漏れているのは修理した箇所です。
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戻ってまたタイヤを外して点検します。
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一見、接着剤はちゃんと付いているようですが、部分的に剥がれがありました。
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再度修理します。
今回は、折れ残っていたネジをきれいに取り除き、ネジを再生します。
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5ミリのネジを6ミリに拡大し、皿揉みします。
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接着剤を塗った6ミリの皿ビスで、リムとスポークをしっかり固定します。
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再度タイヤを嵌めてエア漏れが無いことを確認します。
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チェック走行で解った、キャブと点火時期のセッティング不良も見直すことに。
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先ずは現状把握します。
メインジェットは小さ過ぎるので、標準的な大きさに戻します。
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ニードルは細すぎるので、これも標準的な太さに変更します。
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ノッキングが多いので点火時期を点検します。
トリガーのイニシャル値は、基本の10°になっているので問題無し。
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点火時期のダイヤル設定を変更して、ノッキングを回避します。
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バッテリーマイナスケーブルの劣化も進んでいるので、新品交換することに。
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マグネットスイッチのターミナルカバーも劣化が酷いので新品交換します。
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一通り組んだところで、ガレージ周辺をチェック走行します。
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エンジンフィールは見違えるように良くなったので、
カスタムMk2本来の実力を見せてくれるようになりました。
トータルセットアップ後をお楽しみに。
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