抜いたオイルからマグネットを止めているボンドと思われる、
オレンジ色の破片が沢山出てきたので、
ジェネレーターカバー内を点検します。
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ジェネレーターのギボシ付近は、熱で固着し芯線が露出しているところも。
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ギボシは新品交換します。
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オレンジ色の破片の原因は、やはり剥がれ落ちたボンドのようです。
ほとんどなくなっているので、これ以上出てくることも無いでしょう。
マグネットは異常無し。
スターターギヤはフリクションが無くなって惰性でも回る状態です。
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クランクのテーパーや、その他の構成部品は異常無し。
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スタータークラッチの取り付けボルトのトルクも異常無し。
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スターターギヤのダンパーは、2つ星の7ミリが付いています。
3つ星の厚いものに交換しておきます。
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少し緩めだっジェネレーターローターの締め付けは、
1000Jの規定トルク16kg・mで締めておきます。
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スプロケットカバーを付けてクラッチレバーを握ると、
何やらカツンカツンと異音がします。
レリーズを分解して点検します。
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プッシュロッドのプッシャーボルトに異常があります。
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端面がかなり段付き摩耗しています。
これにプッシュロッドが引っかかって異音が出ていたようです。
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端面を修正しておきます。
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これでクラッチワークもスムーズになりました。