お客様が決定したところで再度仕様の打ち合わせを行い、
基本仕様に信頼性アップの変更などを加えていくことに。
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オーバーホールが必要なノーマルキャブ使用は中止しCR33に変更。
値上げ以来、ビトーさんのところでは長期バックオーダーとなっていますが、
ネットであっさり在庫のある業者さんを見つけました。
価格は値上げ後の物です。
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シートはS1タイプに張り替えるので、シート屋さんに送ります。
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エンジン関係で作業が残っていたヘッドの点検修正をします。
本格的なチューニングは追って行うことになったので、
今回は最低限の仕事のみです。
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バルブのカーボンは少なめです。曲がりも無し。
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ステムエンドはカットされているので、
ヨシムラピストンにするときにオーバーホールしたのでしょう。
他にも変更点が無いか注意深く見ていきます。
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フィンの間に泥汚れが多いので高圧洗浄機で洗います。
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バルブのカーボンを落とします。
鏡は裏側を見るために置いてあります。
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バルブには特に異常もなくバルブフェースの摩耗も少なめで、継続使用は可能です。
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そのバルブで擦り合わせします。
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エキゾースト側は少しカーボンの噛み込み跡が残りますが、
この位なら性能低下は極少です。
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この後はカムホルダーネジ山のヘリサート加工です。