ピストンとシリンダーを交換します。
新規輸入時からヨシムラのφ73ミリピストンが入っていましたが、
せっかくなので、
納車の時はそのまま現状の性能を味わっていただこうと継続使用していました。
少し白煙が出ていたので、TOT参戦を機に交換します。
エンジンは既に全分解点検済です。
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腰上を分解します。
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ピストンリングはベタ当たりしていて、
ピストン側面までカーボンが付着するほどですが、
これでもパワー感はなかなかでした。
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分解終了。
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ヘッドもオーバーホール済なのでそのまま使用します。
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今回組み込むシリンダーとピストンはこちら。
シリンダーはGPZ1100用でボーリング済、
ピストンは1000J用ワイセコのφ74ミリです。
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圧縮比はやや高め。
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新しいピストンを組み付けます。
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1100のシリンダーを挿入します。
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ヘッドガスケットはワイセコ同梱品を使用。
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ヘッドを元通り組み付けます。
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カムは今のところノーマルです。
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エンジンが組み上がりました。
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スイングアームのキャッチタンクと繋ぐブローバイホースを準備します。
ホースはL字に整形されたものを使用。
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キャッチタンクに繋いだところ。
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圧縮が上がったので、少し弱っていたスターターは交換します。
使用するのはGPZ1100用純正品です。
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ブローバイホースはTOTのレギュレーションに合わせて設置。
出口を塞いでキャブに向かって開口します。
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エンジン回りが完成しました。
今後、慣らしをしてからキャブセッティングです。
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シリンダーは1.089Lとなるので、次回車検時に構造変更します。