メーターをノーマルに変更するのでスピードセンサーを取り付けます。
こちらは弊社オリジナルの、アウトプットシャフト用です。
Φ3ミリのネオジム磁石18個を埋め込んだトリガーを
ホールセンサーで読み取ります。
左側の内径10ミリが前期シャフト用。右側の内径6ミリが後期シャフト用です。
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裏側はこんな感じ。
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センサーはこちら。
フロントスプロケットの形状やオフセット量に応じて、ステーの形状も異なります。
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センサー部分はエポキシボンドでステーに固定します。
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現状は機械式スピードメーター用のギヤBOXが付いているので、取り外します。
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スプロケボルトはノーマルに追加工したものです。
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現状のチェーンラインは、
5ミリオフセットスプロケ+2ミリスペーサーで、実オフセット2.4ミリとなります。
リヤは3ミリオフセットしてありますが、
内側の当たりが比較的強いので、もう少しプラスさせると良さそうです。
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スプロケットをシャフト端面から出したいので、スペーサーを小変更。
3ミリスペーサーを先ず入れます。
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まだ足りないので1ミリスペーサーを追加します。
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これでシャフト端面よりスプロケットが出ました。
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センサートリガーを取り付けます。
厚み分長い高張力ボルトを使用して、ネジロックを塗布し取り付けます。
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締め付けトルクは基準値の8kg・mです。
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トリガーに合わせてセンサーを取り付けます。
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試運転して動作チェックします。
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回路に抵抗を入れる改良の効果か、安定した値を示します。
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精度についてはファイナルギヤ比との兼ね合いがあるので、
磁石18個仕様 + ギヤ比17T×45T + 150/70-18タイヤ
でこの程度の誤差です。