ここは、2012年~2017年までの過去ブログ専用のホームページです。『最新のブログ』はこちら

Z1000J1 N.T様 カスタム前の点検

カスタムと全体点検のご依頼です。イメージ 1

スイングアームはZRX400純正流用に変更します。イメージ 2

バックステップはフレーム直付けのワークス車タイプに変更します。イメージ 3

オイルクーラーのホースは、横出しから下回しに変更します。イメージ 4

分解前にチェック走行しておきます。
イメージ 24

リヤショックはお持ち込みの、
オーバーホール済ワークスパフォーマンスに変更します。イメージ 5

全長が345ミリと短いので、エンドアイを長い物に交換して延長します。イメージ 6

これで全長は約365ミリとなります。イメージ 7

車両の方をみてみましょう。
イメージ 8

オイルクーラーのホースを外します。
付いていたエンジンスライダーも外すので、マウントダンパーも点検します。イメージ 9

ダンパーは手で抜けるほど外周が摩耗して小さくなっています。
4個とも新品交換します。
イメージ 10

オイルクーラー取出し口を外すため、キャブも外します。イメージ 11

キャブホルダーはクラックがあるので交換します。イメージ 12

油温計ハーネスに巻いたスパイラルチューブは、エンジンの熱で溶けています。
通常のスパイラルチューブは耐熱性がないのでエンジン回りには使えません。
イメージ 25

オイル取出し口が見えました。
下回し用に改造するには不向きな形状なので、こちらは純正改造で対応します。イメージ 13

リヤスプロケットの摩耗も限度を超えているようです。イメージ 14

摩耗が進んで歯飛び直前まで摩耗しています。チェーンと3点セットで交換ですね。イメージ 15

フロントスプロケットも外してみます。
ボルトにはワッシャーが1枚足りないようです。イメージ 16

ミッションカバーにはリヤスプロケットから出たアルミの摩耗紛が堆積しています。イメージ 17

リヤキャリパーとスプリングも干渉の痕があります。
フルボトムすると干渉するようです。イメージ 18

スイングアーム交換の際に、サポートを下に移設してはどうでしょうか。イメージ 19

延長したリヤショックを仮付けしてみます。
1人乗り専用にセッティングするので、1Gでの沈み込みを稼ぐには良さそうです。イメージ 20


取り外したオーリンズはヤフオクで売却予定です。
少し点検してみます。
イメージ 21

左側はかなりオイル漏れしています。
スプリングやスプリングシートはチェーンとの干渉で削れた箇所があります。
車高調部分は差し込みが浅すぎていたようで、ネジの掛かりは2山程度。イメージ 22

ネジ部分にある印が限界線なので、これがMAX長さですね。
幸い、ネジは無事でした。
イメージ 23

タイトルとURLをコピーしました