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Z1000J U.T様 チェンジペダルの修正

ステアリングネックにハンドルロックがあるタイプですが、
キーが無いのでハンドルロックは使えませんでした。
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そこで今回はイグニッションスイッチごと交換し、
ハンドルロックのプランジャーが飛び出すタイプに変更して、
ハンドルロックを使えるように改造します。
使用するイグニッションスイッチはエリミネーター250のもので、
今でも購入できます。部品番号は27005-5078です。
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配線以外の本体の取り付けはボルトオンです。イメージ 3


既存のイグニッションスイッチを外します。イメージ 5

右が車体から外したもの。ハンドルロックのプランジャーが無いタイプです。イメージ 4

エリミネーター250のイグニッションスイッチを取り付けます。イメージ 6

キーのポジションは90°ほど向きが変わります。
こちらがIG OFFの状態です。
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こちらがIG ONの状態です。
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配線は、若干違うので改造します。
現車はJ1用に改造された1000R2メインハーネスです。
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カプラーをスイッチ側に合わせるので一旦切り取ります。イメージ 10

配線の色が一部異なるので、配線図を参考にして繋ぎます。
1000R2側と回路も配線の本数も同じなので、
この部品番号の物が相性がいいです。
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続いて、ハンドルロック用のストッパーを取り付けます。
厚い鉄板から切り出したものをフレームに溶接します。
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今回はステムを分解しないで行うので、
溶接は少しずつ行い、周囲にあまり熱が回らないよう注意します。イメージ 13

溶接するとこんな感じです。
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塗装して完成。
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フロント周りが終了しました。
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続いて、ノーマルチェンジペダルの修正です。イメージ 17

ペダルの軸受のガタが大きく、ボールジョイントにもガタが出てるので、
シフトフィールが悪くなっています。
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そのガタはこのくらいあります。

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サイドスタンドはコンパクトな脱着式に変更済みなので、
1000R並みに車体側に寄せる作業も同時に行います。
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純正のボールジョイントはドリルで揉んで切り離し、
新たにロッドエンドを使用します。
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そのままだとリンクが長すぎるので、ロッドエンドは少し切り詰めて使用します。イメージ 21

ボールジョイントを切り離すとこんな感じです。イメージ 22

ペダルの軸受部もだいぶ摩耗してガタが大きくなっているので、
一旦切り離して新たに作った軸受と交換します。
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軸受をペダルに溶接したら、ペダルのオフセットを小さく加工します。イメージ 24


一旦切り離して長さを調節後、溶接します。イメージ 25

オフセットはこの位。
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溶接部分を研磨してペダルの完成です。イメージ 27

ジェネレーターカバーの配線の辺りからオイル漏れするので、これも修理します。イメージ 28


クラッチレリーズレバーのワイヤー受け軸穴の摩耗が進んできたようです。
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動画はこちら。

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レリーズは新品交換しておきます。
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ジェネレーターカバーを外します。イメージ 31

グロメットのボンドを剥がします。イメージ 32

グロメットは十分弾力性があるので継続使用で。
キレイに脱脂して液体ガスケットを塗布して組み付けます。
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スプロケットカバーを取り付けたら、レリーズレバーの遊びを調整します。イメージ 35

ペダルの塗装ができました。ラバーも新品交換済みです。
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改良したチェンジペダルを取り付けるとこんな感じです。イメージ 37

動画はこちら。ガタがだいぶ少なくなりました。

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ペダルの張り出しも1000R並みです。
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今回のメニューはこれで終了です。イメージ 40

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