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TOTのスペアエンジン

ST-2カムを組むので、バルブスプリングを強化品にしますが、
Z400FX純正品が1000J系の強化品として代用できそうです。
詳細に調べてみましょう。
左が1000J 右がZ400FX
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巻径はほぼ同じなので、リテーナーはZX1100Aのインナーシム用が使えます。
密着長はやや余裕有るので、ST-2位までのリフトのあまり高くないカムは使えます。
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素線径は同じですが、巻数が少ないのでバネレートは高くなります。
自由長が2ミリ低い分、初期のセット荷重は減る方向ですが、
実際に圧縮して荷重を測定してみると、約7%荷重が増えることがわかりました。
トライアルで採用してみます。
 
Z400FXのヘッドASSYを部品取りにしたので、
インナーシム用のリフターも流用できます。
手前がFX 奥がもともと使用していたZX1100A用です。寸法、重量ともに同じです。
FXから外した物の方が綺麗なので、入替えます。
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ヘッド単体でバルブクリアランスをとって、
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そのままドッキング。
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慣らしと性能測定はレースまでに済ませておきましょう。
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