KRキャリパーは、ピストンのスプリングバックが大きく感じていたので、
シールリング溝を少し深くして、シールの潰れ代を減らして見ることにしました。
再度分解して加工屋さんへ。
今回は、溝の深さを0.2ミリほど追い込んでみます。
溝切りバイトは、普通にありそうな物に見えますが、
超硬のアーバーに、わずか数度ですが刃先に角度を付けたチップを組み合わせた特注品です。
やけに長いのは、キャリパーの外側パーツのリング溝を切るために、
ワークを逃げる必要があるためです。
そのためと鋳造したキャリパーの材質の切削性が悪いというダブルパンチで、
刃先が非常にビビリ易く、難しい加工だそうです。
年代物のCRキャブは、T字パイプのところからガソリン漏れするようになったので、
全バラして劣化した部品を交換することに。
前回のTOTでは、MJNがうまく使いこなせなかったので失敗でしたが、
今回は元に戻して走ることにしました。
MJN攻略はまたあとで。
スイングアームはS1タイプにしたので、
ブローバイホースの邪魔になるバッテリーは上の方へ引っ越しです。
TOTの時は、バンク角を稼ぐためジェネレーターは外しますが、
スターターは使うのでノーマルと同じサイズのバッテリーを搭載します。
S1スイングアームに交換した関係で、ジャッキポイントが出っ張って高い位置にあるため、
フレームから生えたマフラーステーをグイっと外側に曲げて、
サイレンサーを逃がしてやりました。
接地しないか確認しなければ。
椎間板ヘルニアの手術のあと、10月11日のスポーツ走行で筑波サーキットに復活予定です。
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