S1レプリカローターのスリットを貫通スリットに加工します。
今回の素材はPMC製の旧タイプです。
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もとのスリットは深さ1ミリ位の溝になっています。
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その溝にそってカットします。
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隣どうしでつながっているのは、内径部分の3ミリほどです。
ほぼ、6片の独立したプレートに近い構造になります。
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バイクのフロントローターはフレッシュエアーで十分冷却されるので、
一般的には温度は低めです。
でも、当時の設計者は熱膨張を考慮していろいろ工夫したなか、
このようなスリットを採用するに至ったのでしょうか。
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外周がつながっていないので、
使用過程で隣どうしのプレートに多少ずれが出てきます。
それがレバーにジャダーのような振動になって伝わってきます。
このローターではどのくらいずれてくるか、今後テストしてみます。
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