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GPZ1100R M.M様 クランクメタルの選定

交換用に入手したクランクの振れを計測します。0.01ミリで問題ありません。イメージ 1

続いてメタルクリアランスの確認です。
用意したメタルは、部品にある刻印に基づいて選択した厚さのメタルです。
イメージ 2

アッパーケースにメタルをセットし、クランクを置きます。イメージ 3

今回はこのプラスチゲージを使ってメタルクリアランスを確認します。イメージ 4

ゲージを適当な長さに切ってそれぞれのジャーナルに置きます。イメージ 5

ロアケースを載せ、規定トルクで締め付けます。イメージ 6

再度分解して、ゲージの潰れ具合でクリアランスを判断します。イメージ 7

潰れたゲージはこんな感じです。
イメージ 8

ゲージのパッケージにあるメモリをあてがい、
クリアランスが何ミリなのか判断します。イメージ 9

メインメタルのクリアランスは全て基準値内でした。
続いてコンロッドメタルのクリアランスを計測します。
イメージ 10

ZRX1100のコンロッドボルトは、塑性域まで締めて使うので、
1回づつ使い捨てになります。
毎回新しいコンロッドボルトに交換してから締め付けます。
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新しいボルトをコンロッドに圧入します。イメージ 12

コンロッドも全て今回準備した中古品です。イメージ 13

プラスチゲージをセットし、規定トルクで締め付けます。
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再度分解して、クリアランスを判断します。問題無いようです。イメージ 15

4本全て確認します。締め付けは、初期トルクのあと、120°の角度締めです。イメージ 16


4本とも計測して問題無かったので、
組み付け用のため、再度コンロッドボルトを交換します。イメージ 17

2回目の新しいコンロッドボルトを圧入します。イメージ 18

クランクとコンロッドはこれで準備OKです。イメージ 19

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