交換用に入手したクランクの振れを計測します。0.01ミリで問題ありません。
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続いてメタルクリアランスの確認です。
用意したメタルは、部品にある刻印に基づいて選択した厚さのメタルです。
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アッパーケースにメタルをセットし、クランクを置きます。
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今回はこのプラスチゲージを使ってメタルクリアランスを確認します。
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ゲージを適当な長さに切ってそれぞれのジャーナルに置きます。
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ロアケースを載せ、規定トルクで締め付けます。
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再度分解して、ゲージの潰れ具合でクリアランスを判断します。
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潰れたゲージはこんな感じです。
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ゲージのパッケージにあるメモリをあてがい、
クリアランスが何ミリなのか判断します。
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メインメタルのクリアランスは全て基準値内でした。
続いてコンロッドメタルのクリアランスを計測します。
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ZRX1100のコンロッドボルトは、塑性域まで締めて使うので、
1回づつ使い捨てになります。
毎回新しいコンロッドボルトに交換してから締め付けます。
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新しいボルトをコンロッドに圧入します。
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コンロッドも全て今回準備した中古品です。
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プラスチゲージをセットし、規定トルクで締め付けます。
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再度分解して、クリアランスを判断します。問題無いようです。
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4本全て確認します。締め付けは、初期トルクのあと、120°の角度締めです。
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4本とも計測して問題無かったので、
組み付け用のため、再度コンロッドボルトを交換します。
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2回目の新しいコンロッドボルトを圧入します。
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クランクとコンロッドはこれで準備OKです。