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GPZ1100 I.S様 ヘッド組み立て

エンジンの組み立て作業に入ります。イメージ 1

先ずはヘッドの組み立てから。
バルブは継続使用するのでカーボンを落として洗浄します。
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バルブはボール盤に軽くくわえて、サンドペーパーで研磨します。イメージ 3

鏡は傘の裏側も見えるように置いてあります。イメージ 4

簡単な研磨が終了しました。
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塗装が終わったヘッドを準備し、バルブの擦り合わせをします。イメージ 7

バルブコンパウンドをフェイスに適量付けます。イメージ 8

タコ棒を使って1本ずつ擦り合わせします。イメージ 9

動画で見るとこんな感じ。

IMG 5374

擦り合わせが終わるとこんな感じです。
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ステムシールは耐熱性の高い赤いバイトン製を使用します。
シールを圧入したら、
スプリングの位置が正しいかデンタルミラーで確認しておきます。
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バルブスプリングも純正を継続使用します。イメージ 12

不等ピッチなので上下を間違いなく組み付けます。イメージ 13

バルブの組み付け終了です。
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ヘッド単体でバルブクリアランスを調整しておきます。イメージ 15

これでヘッドは完成です。
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続いてエンジン本体の組み立てです。
ロアクランクケースを準備します。イメージ 17

点検の終わったクランクを準備します。イメージ 18

カムチェーンを掛けてアッパーケースにセットし、
クランクホルダーを規定トルクで締め付けます。イメージ 19

次に、クラッチとミッションギヤを分解点検します。イメージ 20

摩耗も少なくいい状態です。ベアリングのみ新品交換します。イメージ 21

クラッチハブも規定トルクでしっかり固定します。イメージ 22

クラッチのプレート類も特に問題無いので、場所をローテーションして復元します。イメージ 23

インプット側の完成です。
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