エンジンの組み立て作業に入ります。
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先ずはヘッドの組み立てから。
バルブは継続使用するのでカーボンを落として洗浄します。
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バルブはボール盤に軽くくわえて、サンドペーパーで研磨します。
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鏡は傘の裏側も見えるように置いてあります。
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簡単な研磨が終了しました。
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塗装が終わったヘッドを準備し、バルブの擦り合わせをします。
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バルブコンパウンドをフェイスに適量付けます。
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タコ棒を使って1本ずつ擦り合わせします。
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動画で見るとこんな感じ。
IMG 5374
擦り合わせが終わるとこんな感じです。
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ステムシールは耐熱性の高い赤いバイトン製を使用します。
シールを圧入したら、
スプリングの位置が正しいかデンタルミラーで確認しておきます。
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バルブスプリングも純正を継続使用します。
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不等ピッチなので上下を間違いなく組み付けます。
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バルブの組み付け終了です。
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ヘッド単体でバルブクリアランスを調整しておきます。
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これでヘッドは完成です。
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続いてエンジン本体の組み立てです。
ロアクランクケースを準備します。
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点検の終わったクランクを準備します。
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カムチェーンを掛けてアッパーケースにセットし、
クランクホルダーを規定トルクで締め付けます。
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次に、クラッチとミッションギヤを分解点検します。
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摩耗も少なくいい状態です。ベアリングのみ新品交換します。
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クラッチハブも規定トルクでしっかり固定します。
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クラッチのプレート類も特に問題無いので、場所をローテーションして復元します。
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インプット側の完成です。