ヘッドを分解しながら点検します。
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カーボンの堆積は多めですが、
バルブやバルブシートの消耗は少ないようです。
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ガイドのガタも、8バルブ全て限度値内です。
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リムーバーでカーボンを落としていきます。
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シリンダーもガスケットを剥がして洗浄します。
オイルストーンで面出ししていると、デッキ面に多数のキズが見つかります。
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ピストンが純正オーバーサイズのφ73ミリになっていたので、
オーバーホール歴があるこのエンジン。
前回のガスケット剥がしは、相当苦労したことでしょう。
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今回、このエンジン主要パーツは塗装します。
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サイドのカバー類は既にリペイント済みです。
残りの部分は乾くと白く粉を吹く感じ。クランクケースはこのとおり。
特にサビは無く状態はいいので、今回の塗で一生物になるでしょう。