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Z1000Mk2 W.T様 スタータークラッチ交換

最近エンジン始動時に、
ジェネレーターカバー内からカツンと大きな音がすることがあるとのこと。
スタータークラッチの飛びが原因と予想し、部品交換することに。
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前回のエンジン分解時には、まだ継続使用できると思い未交換でした。イメージ 2

現状はめったに再現しないほど軽症ではありますが、
根本治療するために分解修理します。
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ジェネレーターカバーを外します。イメージ 4

ジェネレーターローターを外します。イメージ 5

やはりそれなりに消耗しているので、
スタータークラッチ周り一式を新品交換します。イメージ 6

先ず、スターターギヤはこんな感じです。左の新品と比較します。イメージ 7

下側が取り外したもの。ローラーによる線状の圧痕が無数にあり、
指で触るとわずかに凸凹が感じられる程度です。
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こちらはスタータークラッチのハウジング側。イメージ 9

奥が外したもの。こちらも線状の圧痕が多数あり、
触ると凸凹がわずかに解ります。
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こちらはローラー。右側3個が外したもの。イメージ 12


こちらは目視でのみ線上痕が解る程度。イメージ 13

新しいスタータークラッチに交換します。イメージ 14

合わせて、履歴のわからないスターターモーターも新品交換します。イメージ 15

今新品交換しておけば、一生物といったところでしょう。イメージ 16

ジェネレーターローターの締め付けは、規定値でしっかりと。
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修理完了です。
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追加のメニュー。タンデムステップが垂れてしまうので修正します。イメージ 19

ブラケットとステップの組み合わせが合っていないようです。
ステップ側にスペーサーを溶接して延長します。
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これで荷重がかかっても水平を保つようになりました。イメージ 21

反対側も同様に加工します。
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続いて、リヤウインカーのぐらつきを減らします。
現状はノーマルのラバーマウントなので、上下にグラグラ動く感じです。
これを、荷掛フックに耐えるよう、もう少し固く固定します。
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分解して、ひし形の樹脂製スペーサーを取り出します。イメージ 24

スペーサーの長さを4ミリほど詰め、ラバーの締め代を増やします。イメージ 25
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短いスペーサーをセットして組み付けます。イメージ 27

反対側も同様に。
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これでリヤウインカーはかなり固定化できました。
ツーリングの荷物固定に便利になるでしょう。
但し、玉切れの頻度は若干早くなるかもしれないのでご注意を。
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