傷んでいたプラグホールの修理部品が入荷したので、エンジンを復元します。
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エンジンは、点検のためシリンダーまで分解した状態です。
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シリンダーはワイセコφ73ピストン組み込みにあわせボーリング後、
筑波サーキット走行約400周+公道を少々。
浅いスカッフが少々ある程度です。
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フレックスホーンで軽く修正しておきます。
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フレックスホーンを掛けるとこんな感じです。
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ピストンとリングは問題無いのでそのまま継続使用です。
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シリンダーを挿入します。
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ボアはφ73ミリなので、今回ヘッドガスケットは1100用の純正品を使用します。
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ヘッドの方は、プラグホールのネジ穴の修理箇所が傷んだので、そのやり直しです。
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プラグホールはM18に拡大され、アダプターでM14に変換する方法です。
とれてしまった既存のアダプターを変更し、
今回はツバ付きの形状としました。
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外すことは無いので、ネジロックでしっかり固定します。
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プラグと一緒にねじ込みます。
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燃焼室側はこんな感じです。
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ツバの厚み分、プラグが奥まってしまいます。
燃焼室容積もやや増えますが、影響は走行テストで判断することに。
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ヘッドを組み付けます。
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修理したプラグホールはこんな感じ。
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カムを取り付けます。カムはリフトが10.6ミリのWEB109です。
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カムテンショナーは、ストロークの短いZRX系からノーマルに戻します。
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エンジン本体が完成しました。
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セラコートしたマフラーは、マットな定番のグレーシャーブラックの上に、
つや出し用の耐熱セラコートクリアを塗ったものです。
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ブラックは耐熱1200℃ですが、クリアは耐熱600℃。
こちらも今後のテスト項目です。