マフラーも、加工したパートは塗装してから取り付けます。
最後にステッカーを貼って完成です。
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サイレンサーの接続部分は、スプリング止めからバンド止めに変更してあります。
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バッテリーのストッパーが無いので取り付けようとしたら、
ネジ穴が傷んでいたのでタップを立てておきます。
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バッテリーストッパーを取り付けます。
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キックシャフトのカバーも変更します。
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今度はシンプルなジュラルミン板製です。
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本題のオイルクーラーの取り付けに掛かります。
オイルの取出し口も交換するので既存のものは外し、
新しいOリングをセットします。
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キャブの整備性を重要視したオイル取出しがこちらです。
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なるべく低い位置にホースをレイアウトしています。
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ホースはブリーザーカバーの脇を通る感じです。
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油温計のセンサーハーネスは、エキパイの間を通していたルートから、
エンジン後ろ側で立ち上げるルートに変更します。
シリンダー付近のハーネスは、熱害防止のためガラス編み組チューブに通します。
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コネクターごとチューブを被せます。
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ルートはオイルクーラーホースに抱かせる感じで後ろから立ち上げます。
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根元が傷みにくいよう、タイラップで固定しておきます。
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既存のオイルクーラーコアはこんな感じでした。
ハンドルを切るとインナーチューブとコアが干渉する状態です。
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新しいコアはこちら。9インチ13段の定番サイズです。
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当時風にするため、先ず耳をカットします。
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続いて側面に穴を開けます。
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キリには突き抜け防止のため、先端だけ出るようにゴムホースを被せます。
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穴あけが終了したら、仕上げに塗装しておきます。
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ブラケットの構成はこんな感じです。こちらも当時風をイメージしたものです。
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組み立てるとこんな感じです。
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取り付けはガセットにある横穴に通しボルトで固定すます。
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キャブ後方には隔壁を設けます。
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オイルクーラーのホースは、現車合わせで長さを決め製作します。
先ず、エンジン側のストレートフィッティングを組み付けます。
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ホースを接続し、ルートを決めて長さを測ります。
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決めた長さで切断し、もう一方のフィッティングを組み付けます。
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完成した左側のホースを取り付けます。
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右側のホースも同様に現車合わせで製作します。
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オイルクーラーの完成です。
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電気系統の作動を確認したら、ニュートラルランプが点きません。
調べたらニュートラルスイッチが不良です。
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ニュートラルスイッチを新品交換します。
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他にもカプラーを一旦外し、内部の端子に腐食が無いか確認します。
大部分で腐食しているので、接点復活剤を塗布しておきます。
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フロントウインカーが暗いようなので調べます。
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ライトケース内の端子にも接点復活剤を塗布しておきます。
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ウインカーが暗いのはアース不良が原因でした。
アースを追加して正常な明るさになりました。
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ヘッドライトも暗いので、リレーを追加します。
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これで明るさは現行車並みになります。
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負圧コックでしたがビッグインシュレーターには負圧ニップルがありませんでした。
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負圧ニップルを追加します。
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最後の組み付けはキャブです。
事前のチェック走行の際にわかっているキャブの不調データを元に、
だいたいの予想セッティングに変更しておきます。
フロートチャンバーのパッキンは劣化しているので新品交換します。
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右側が古いもので、かなり潰れています。
溝の掃除をして新しいパッキンをセットしたのが左側です。
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明日はいよいよキャブセッティングです。