スタータークラッチのギヤとローラーを新品交換します。
スターター空回りの症状はまだでていませんが、
圧痕が多いので早期治療しておきます。
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ジェネレーターローターの締め付けボルトには、
マニュアル通りネジロックを塗ります。
座面にはオイルを塗ってトルクを安定させます。
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対して、テーパー面は脱脂して、摩擦力を確保します。
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規定トルクの16kg・mで締めます。
マーキングしておくと、次に開けたメカニックが安心して作業できます。
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ステーターコイル配線のラバーグロメットは交換していないので、
液体ガスケットの密着をよくするために、
ラバー部分はアセトンで完全脱脂しておきます。
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一度カバーを取り付けたら、下側のボルト1本のトルクがかかりません。
よく見ると口元のネジ山がありません。浅いクラックもありました。
奥の方にヘリサートを入れます。
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おそらく転倒した時の損傷でしょう。
そういえばここだけ長いボルトが入っていました。
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ヘリサートはこの位置に入れておきました。
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エンジン左サイドも修復完了です。
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タンク上げ加工をします。
前側は元のマウント用突起を削除して、
2センチ上に新しいマウントを作ります。
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後ろ側も、かさ上げブラケットで2センチ上げます。
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タンクが前後2センチ上がりました。
ヘッドカバーとの隙間が広がったのが解ります。
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タンク下の通風が良くなり、エンジン冷却と、
キャブへの新気導入効果も期待できます。
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反面、アッパーステムとタンクが干渉するのでハンドル切れ角が減ります。
ストッパーを追加して対処します。
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アッパーステム側も少し削り、少しでもハンドル切れ角を稼ぎます。
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次は、エンジンハンガーとワークスタイプバックステップです。
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