ここは、2012年~2017年までの過去ブログ専用のホームページです。『最新のブログ』はこちら

Z1100B2 K様 ヘッドとシリンダーのOH

ヘッドを軽くオーバーホールします。
イメージ 4
燃焼室とポートのカーボンを99%位まで落とします。
イメージ 3
バルブはボール盤で回しながらサンドペーパーでカーボンを削ります。
イメージ 1
バルブシートを擦り合わせして、当たり面の状態を確認します。
イメージ 2
特に問題無いので再使用します。
前回のオーバーホールでも、バルブは未交換ですね。
バルブシートは少しカットしてあって、
ステムエンドも合わせてカットしてありました。
イメージ 5
プラグネジは全てヘリサートが入っていました。
こちらは綺麗に挿入されています。
イメージ 7
バルブを組んで、ヘッドは修復完了です。
イメージ 6
お次はシリンダーです。
3番に深い縦キズがあるのでホーニングします。
イメージ 8
1本だけ、爪が引っ掛かるほど深いキズがあります。
あとのキズは指で触っても解らない位なので通常レベルです。
イメージ 9
ホーニングに使うのはフレックスホーンです。
イメージ 10
ドリルなどでくわえて、回転させながら上下させます。
回転数は低めに調整します。
イメージ 11
Before&After
イメージ 12
スクレッパーで落としきれないガスケットをオイルストーンで落とします。
イメージ 13
シリンダーの完成です。
イメージ 14
この程度のキズなら、ホーニングすることで再使用することができます。
寸法的にはボアが0.005ミリほど広がった程度です。
イメージ 15
シリンダースタッドの根元に積もった泥や小石は、
掃除機で吸いながら掻きだします。
イメージ 16
仕上げは掃除機で吸いながらブレーキクリーナーを掛けます。
イメージ 17
車載でやるにはこのぐらいが限度ですね。
イメージ 18
ピストンは異常なし。リングの摩耗も極わずかなので再使用します。
イメージ 19
シリンダーを載せて、今日のところは終了。
イメージ 20

コメント

タイトルとURLをコピーしました