昨日に引き続き、低回転ストールの原因調査です。
簡単に見れるところから潰していきます。
ガバナーのスプリングを点検します。
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新しい物に交換されているようで、問題無いようです。
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点火時期も正常。
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キャブそのものかどうかの切り分けをするため、
チェック用のキャブと交換してみます。
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新品のチェック用キャブにスピゴットだけ移植して取り付けてみます。
症状は変わらず、キャブが主原因では無いことが解りました。
点火プラグを交換しても改善せず。
ヘッドライトが常時点灯で、ウインカーのポジションも点いています。
バッテリー電圧を測ってみると、2000rpm以下は12.5V位、
2500rpm以上でやっと14Vを超えます。
発電量が少ないのか、低回転での電圧不足が疑われます。
イグナイターのカプラーを外して見ると、
端子は全部緑色のサビが出ています。ここは接点復活剤を塗っておきます。
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キャブは問題無いようなので元のキャブに戻します。
油面は低めだったので、中央値の14ミリに調整します。
エアスクリューも3/4回転戻しがちょうどよかったので、
スロージェットを62番から65番に上げておきます。
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排気漏れも起きていたのでフランジを増し締めしましたが止まりません。
フランジがヘッドに密着しているのでこれ以上締められません。
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ガスケットを2枚重ねにして対応します。
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リセッティングした元のキャブにしたところ、
エアスクリューは1と1/4回転戻しになりました。
電圧を稼ぐためにヘッドライトとウインカーポジションの
カプラーを抜いて走ってみると少し改善します。
ヘッドライトを付けないわけにはいかないので、
ヘッドライトだけは点灯させておきますが、
ウインカーポジションは消しておいた方が良いようです。
イグナイターカプラーの端子も復活してきたようで、
だんだん調子が良くなってきました。
本調子の80%といったところです。
これ以上は更に工賃と部品代ががかるので、
とりあえずはこの状態で様子をみていただこうかと思います。
ここまでで、作業時間は都合6時間程度になります。
後は、発電量のチェック、各部ハーネスと接点のチェック、
オルタネーター、レギュレーター、イグナイター、
点火コイルのチェックと必要なら交換と続きます。
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