スイングアームの根元の箱部分をオイルキャッチタンクにするので、
バッテリーケースを上に移動してスペースを開けます。
フレームの仕上げや溶接もあるので、ピボット周りは一度全部取り外します。
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メインハーネスやレギュレーターなどは既に新品交換されています。
未交換の、バッテリーからメインヒューズに向かう電源線が破断寸前です。
フレームの錆び具合からも、かなり劣化の進んだ車両なので、
改修漏れしているところは要注意です。
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ジェネレーターコイルの配線も被服が硬化して曲げるとクラックが入ります。
左がジェネレーター側、右が新品のメインハーネス側です。
コイルのハーネスは新品交換した方がいいでしょう。
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バッテリーケースは、バッテリー液のせいもあってか錆びが酷いです。
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フレーム塗装の下は、ほぼ全面錆びが出ています。
錆びの上から軽く塗装されているので解りにくいですが。
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ノーマルリヤフェンダーを取り付けるので、フェンダーレスキットも外します。
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補修塗装されていないフレームの裏側は錆びたままです。
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マフラーステーを切り取ってフレームを滑らかに仕上げるついでに、
周辺の届くところはサンダーで錆びを落としておきます。