予定していたピストンボアアップのため腰上を分解します。
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白煙修理のための前回の分解時、シリンダーの深いキズが主原因と判断しましたが、
部品などを準備するため直ぐには作業できませんでした。
秋のツーリングシーズンということもあり、乗りながらお待ちいただいていました。
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シリンダーを取り出すため腰上を分解します。
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分解前に以前修理したカムホルダーネジの締め付けトルクを確認しておきます。
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不具合が無いことを確認しながら分解していきます。
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腰上の分解終了です。
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取り外した腰上の部品がこちら。
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燃焼室も異常無し。
ヘッドは既にオーバーホール済なので、このまま保管しておきます。
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シリンダーは1100GPのノーマルです。
既に純正オーバーサイズピストンで73ミリになっています。
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白煙の主原因であると思われる、3番シリンダーの深いキズはこちら。
オーバーホール済車を購入後最初に開けた時には既に付いていました。
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外したピストンはスカッフも少なくまだまだ使える状態です。
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1100純正スリーブの外径はφ78ミリ程度。
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今回は純正スリーブ最大ボアとも言えるφ74ミリにボアアップします。
同時にストリート用のハイカムも組み込みます。
この後シリンダーはボーリング作業へ。