先日のTOTの予選途中から、
高負荷高回転のみエンジンから異音が出ていたそうです。
パワー自体は異常無いので、高速走行でのチェックで現状把握します。
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異音を再現しようと2度ほど確認したら、
クラッチの遊びが大きくなってクラッチがほとんど切れなくなりました。
走りながらレバーの遊びを無くしていってもダメでした。
異音はクラッチ周りからかもしれません。最寄りのインターから降りてコンビニへ。
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クラッチが切れなくなったのは、
レバーのところで遊びをどんどん無くしていったせいで、
イージークラッチのレリーズベアリングが乗り上げてしまったからでした。
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クラッチレバーの遊びを最大にして何とかガレージに戻ります。
このとき、プッシュロッドは引き抜くこともできず、
インプットシャフトと一体で回るのみ。
中のプッシャーと焼き付いたもよう。
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プッシュロッドの先端は、強く押されてバリが出ています。
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クラッチを分解点検します。
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クラッチスプリングなどは異常無し。
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予想通り、プッシュロッドとベアリング、プッシャーは溶着していました。
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摩擦熱で溶着した際、長さも短くなったので切れなくなったのでしょうか。
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クラッチハブの摺動面にも異常摩耗があります。
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かなりの段付き摩耗です。
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クラッチハウジングは目視で異常無く、回転方向のガタも無し。
前回のエンジン分解時は、裏側のダンパースプリングにも異常はありませんでした。
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高負荷高回転での異音の原因はまだ不明ですが、
先ずはクラッチを直してから再度原因究明します。