バットモーターサイクルさんから2台の1000Jベース車を仕入れてきました。
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1台目はZ1000-J1です。エンジン実動を確認しただけの車両なので、
全てに渡って点検整備が必要なレストアベース車です。
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2台目はZ1000-J2です。こちらもエンジン実動のみ確認したものです。
マフラーから少し白煙が出ていたそうです。
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早速J2の方をバラして点検します。
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メインハーネスは改造箇所が多かったので新品交換することに。
バシバシ切って取り外します。
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白煙の原因を探ろうと、ヘッドを外してみます。
何やらハイコンプピストンが見えてきました。
ボアはφ73ミリです。
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シリンダーを外す際に、だいぶゴミがケース内に落ちたので、
エンジンも全バラすることに。
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ピストンにはPOP.Yの文字が。
ピストンリングがかなり摩耗していたので、
白煙の主原因はオイル上がりの用です。
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エンジンを下ろします。
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フレーム側も全部バラし、大きな異常が無いか目を通しておきます。
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オイルパンを剥がすと、内部はこんな状態です。
シリンダーを外した時に落ちたゴミだけでなく、
かなりいろんな異物が堆積しています。
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オイルストレーナーも目詰まり寸前です。
これでも特に酷いわけではなくよくあるレベルです。
腰下を一度も開けていないエンジンは、こうなっているものと思ってください。
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クランクとミッションを見てみましょう。
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ミッションは特に摩耗も無くグッドコンデションです。
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クランクも点検棒がやっと通るレベルでひとまず安心。
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ロアケース側を見てみます。
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シフトフォーク、ドラムともにグッドコンディションです。
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フレームがリペイントされており過去にレストア歴はあるようで、
あちこち部品が変わっていたり欠品していたりはしていましたが、
大きなトラブルは無かったようです。
ベース車としては十分合格ですね。
コストを抑えるため最小限のレストアで仕上げていこうと思います。
ご注文があればお好みの仕様にすることもできます。いかがですか。(^^)