リヤスプロケが急に摩耗したとのことで、交換することにしました。
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つい先日までは特に異常なかったのですが、
気が付いたらここまで摩耗していました。
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車両入手前から付いていたホイールだったので、
チェーンラインなどは特に確認していませんでした。
念のため、ホイールセンターとチェーンラインを計測します。
計測の結果、スイングアームは222ミリで4ミリ広げてあり、
アクスル部の総幅は226ミリで6ミリワイド、
ホイールセンターは右に2ミリズレていて、
チェーンラインは4ミリオフセット状態でした。
フロントスプロケはノーマルオフセット(1.4ミリ)でした。
ホイールが右に寄っていたので、
チェーンラインは差し引き2ミリ、リヤが外にありました。
チェーンとスプロケの消耗が早かった主原因でしょうか。
今回は全て修正します。
新しくする部品はこちら。
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チェーンライン4ミリオフセットを基本として、各部を成立させていきます。
左側のカラーは2ミリ削除したいので、
現状のクリアランスでも何とか収まりそうです。
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元のスプロケは取り付け部の厚さが8ミリでしたがRKのものは6.7ミリなので、
スプロケットキャリアをホイール側に1.3ミリ寄せるため、
干渉する段付き部分をスプロケの厚さ以下まで削ります。
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削ったらハブにはめて確認します。
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内部のカラーの長さを調整し、隙間をスプロケの厚さ+αにしておきます。
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キャリアが外側なので、面取りの関係で裏返しに付けたいところですが、
フロントスプロケは4.6ミリオフセットを使うので、
オフセットが1.3ミリ減ってしまう裏返しにはできません。
そこで表側の角を面取りしておきます。
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車体に仮組みしてみると、
今度はスプロケボルトとチェーン引きが近いことが解ります。
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そこで、ボルトは1.5ミリ短縮します。
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これでOKかと思いきや、
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リヤショックのバネとチェーンのクリアランスも1ミリしかないので、
ここも修正します。
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ショック受けの内幅を拡大し、
3ミリのスペーサーを入れてリヤショックをオフセットさせます。
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結局このホイールは、ノーマルスイングアーム用ではなかったようです。
とにかく、これで体幹は整いました。
ギヤ比も17×38Tで、前よりも高速巡航が静かになるでしょう。
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