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角Z1000 テンショナーローラーの破損

先日のオイル交換の際、
抜いたオイルの中からゴマ粒大の黒いゴム片が多数出てきたそうです。
その後は高回転でカムチェーンがが擦れるような異音が出ていました。
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テンショナーローラーの破損と思われるので分解修理します。
クランクを回してみると、
正回転・逆回転の反転時に大きなバックラッシュがある感じです。
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カムホルダーネジのトルクは、分解の度に確認しておきます。イメージ 3

ヘッドを外します。
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テンショナーローラーは大きく欠けたようになっていました。
部品は3年ほど前に交換した純正品です。イメージ 5

同じゴム製のシリンダー下のローラーは大丈夫です。イメージ 6

外したテンショナーローラーは、回転させると1ヶ所引っかかるようになっており、
回転が止まった場所で摩耗が進んだようです。
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さらにローラーを分解してみました。
ニードルローラーが引っかかっていたようです。
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ローラーのゴムはかなり硬化しています。イメージ 9

摩耗しきったリングはベアリングの側壁のようです。
軸は片摩耗しています。
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原因は定かではありませんが、
純正部品の使用は見送り、レーシングタイプに変更することに。イメージ 12

エンジンを組み立てます。
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ヘッドはそのまま継続使用します。イメージ 14

バルブクリアランスを確認し、ヘッドカバーを閉じます。イメージ 15

日帰り修理が完了です。
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