ひとつひとつ、現代風なパーツを消してきたZ1000ですが、
今度はフロントマスターをノーマルに戻します。
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程度のいいノーマルマスターが入手できたのでハンドルごと交換します。
使用するハンドルは、
Z系にノーマルマスターでコンチハンドルを付けられるように設計された、
大阪のAREA(エリア)さんオリジナルのスーパーバイクハンドルです。
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グリップはエアで膨らますと簡単に脱着できます。
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マスターは、ホースを繋ぎ新しいフルードを入れてレバーをダブると、
汚れが少し出てくるようなので、
注射器で吸い取りながら3、4回フラッシングしました。
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漏れもなく十分使えるマスターでよかったです。
樹脂タンクも変色がほとんどないこういったものは貴重ですね。
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こうしてハンドルまわりは、
ハイスロとOWスイッチを除いて当時の雰囲気が戻ってきました。
ハンドル幅は725ミリと市販品で最大クラスで、絞りも少なめ、
個人的にはかなりお勧めなハンドルです。
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ノーマルマスターはAP2ポットキャリパーとの組み合わせでは、
レバーの握り代はほとんどなくぱんぱんなので、
力加減だけでブレーキコントロールするようになります。
でも、慣れれば大丈夫。握力は鍛えましょう。
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ホース2本出しのダブルバンジョーボルトでもギリギリ成立します。
絶妙なハンドル形状です。
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このマスターにはブレーキスイッチが付いていたのでこれを利用します。
配線は長さが足りないので少し延長することにします。
使用したハンドルは在庫も少しあります。
赤いFX1で使用したハンドルもこれと同じです。
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