前回のタイヤ交換などの作業の際、
ヒューズ切れも発生していたのですが原因特定までは至っていませんでした。
その後もヒューズ切れが頻発するので今回はメインハーネスなどを交換し、
電装系全般の信頼性を上げます。
先ずカウルを外してストリップにします。
フロントカウルは下側が割れる一体型です。前から抜きます。
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タンクからテールまでもFRP製の一体式です。
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簡単にストリップにできるところは、レーサー並みの整備性ですね。
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フロント周りのハーネス類はたび重なる改造の跡があり、
繋がっていないところがあったり、クランプせずに空中を這っている状態です。
このまま修理するよりも、
新品のZ1000R2純正ハーネスを加工して使った方がよいという判断です。
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もともと付いているメインハーネスも純正品を加工したもののようです。
前回の整備でも、エンジン上には溶けていたカプラーがあったりしました。
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点火系・充電系統なども全て純正品が使われています。
とにかく一旦全部外して点検していきます。
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バッテリーも液漏れのないMFバッテリーにした方がいいでしょう。
従来の液入りバッテリーだと、
ベントホースの周辺はどうしても錆びやすくなってしまうので。