先日の筑波スポーツ走行の時、オイル下がりで白煙が出ていたので、
ステムシールを交換します。
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ハイカムを入れてからは10000rpmまで常用するので、
機会があればエンジン内部は点検しておきたいですね。
カムとリフターは綺麗な当たりで問題無し。

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シリンダーも大丈夫なので、ピストンとリングも問題無いでしょう。

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前回のカム交換で開けた時にピストンのカーボンは落とさなかったのですが、
スポーツ走行と数回の峠走りでだいぶ綺麗になっていました。

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こちらが9月9日に開けた時の画像です。
この時はカーボンが厚く堆積していました。

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今回使うステムシールです。
耐熱性や耐薬品性が高い、デュポン社のバイトン製のシールです。

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今回はステムシールのみの交換です。
他は問題ないのでそのままにしておきます。

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燃焼室のカーボン堆積は極僅かです。

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こちらが前回9月9日に組む前の状態です。

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今回は燃焼室とバルブもそのままの状態で組み立てます。

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シリンダーのOリングもバイトン製を使ってみます。
ヘッドガスケットは少し薄いメタルガスケットを使用します。

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Oリングは溝にピッタリの大きさなので組み込み易いです。
ほとんどの社外品や、純正品でも少し小さかったりするのですが、
ヘッドを載せる時に挟まないように気を付けなければいけません。

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元通りヘッドを組んで試運転に行きます。

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オイルクーラーは、垂直マウントを優先して10段に変更します。
後はキャブセッティングをもう少し詰めれば準備完了です。

バイトンとは?
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