既存の薄型ジェネレーターを別のメーカー製の新しい物に交換します。
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現在の薄型ジェネレーターキットは中古で入手したものです。
カバーに入ったクラックを溶接修理して使っていましたが、
再びクラックが入ってきたので一旦取り外します。
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カバーを外して既存のジェネレーターローターをプーラーで抜き取ります。
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今回用意したのはこちらの薄型ジェネレーターキットです。
ポリス用クラッチを用いたおなじみのキットです。
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ローターを一旦仮組し、
ワッシャ-を入れずにボルトを手で止まるところまでねじ込み、
クランク側のネジ深さを確認します。
ワッシャーより隙間が狭くなるなら大丈夫です。
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円形のワッシャーは、2面カットしてレンチを掛けやすくしておきます。
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規定トルクの16kg・mで締め付けます。
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スターターギヤのスラスト方向に遊びがあるので、
シックネスゲージで計測します。
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ダンパーを厚い物に交換するため、
M33ミリの汎用プーラーでローターを一旦取り外します。
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クランクエンドを傷めないよう、カワサキ純正のストッパーを挿入します。
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プーラー側のプランジャーは、センターの突起を削って平らにしておきます。
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プーラーをセットしてローターを抜き取ります。
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ダンパーは2番目の厚さの物に交換すればOKでした。
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ダンパーを厚い物に交換し、再度ローターを組み付けます。
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ローターを組み付けたら粘土を盛って、
ローター内側にあるボルトとステーターコイルとのクリアランスを確認します。
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同じく、カバー内側とローター外周とのクリアランスも確認しておきます。
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セットのカットカバーを取り付けて完成です。