ヘッドカバーにあるクラックを修理します。
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ヘッドカバーを外します。
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前回、左後ろ側を溶接で修理しましたが、今回は右前側のクラックを修理します。
先日のスポーツ走行は、シリコンボンドの応急修理で対応していました。
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シリコンボンドを落とします。一見するとクラックが無いようにも見えます。
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カラーチェックでクラックの位置を確認します。
先ずは洗浄して浸透液を塗布します。
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一定時間後、浸透液を拭き取ります。
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現像液を塗布します。
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クラックが浮き出てきました。
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ポンチでクラックにマークします。
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溶接歪の防止に、ダミーヘッドに取り付けます。
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クラックを溶接で埋めていきます。
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溶接終了です。
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定盤で平面度を確認します。
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溶接したクラックを裏から見るとこんな感じです。
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ヘッドカバーを復元します。手前が前回の修理痕です。
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今回の修理箇所はこちら。
2ヶ所もクラックが入るとは、サーキット走行の継続はやはり過酷ですね。